先週の「響木の家」(ひびきの家)完成見学会に来ていただいたお客様の中で、四年前に化学物質過敏症を発症された姉妹の方がいらっしゃいました。大分のある町営住宅(鉄筋コンクリート)に二人で住まわれていたのですが、そのアパートはカビが酷くて、アッという間に化学物質過敏症になられ、当初はカビだけに反応されていたそうですが、今ではあらゆる物に反応するようになったそうです。例えば、整髪料、香水、シャンプー、車の室内の匂い、住宅の新建材等から発する揮発性有機化合物、エアコンから吹き出るかび臭い匂いなどなど・・・数えたら数限りありません。そんな状態なので仕事にもいけない状態。そんな中で当社の事務所に来ていただいたのですが、国道端ということも有り排気ガスの臭い(私たちは感じない)が少しするけども、本や色んなものが事務所の中に入っているのにもかかわらず、「幻の漆喰」が空気をきれいにしてくれているので、「こんな事務所で働けるって良いですね」と言っていただきました。さらに完成見学会の家では「音響熟成木材」の床にベッタリと座り込んで、室内空気のきれいさに感動していただき、「この家だったらぐっすり眠れるのに」と・・・〜写真はAさんのお宅で、壁のクロスを自分たちではがれていて、石膏ボードむき出しの状態のところに親子で「幻の漆喰」を楽しそうに塗られているところ。姉妹がおやすみになる部屋は左官さんに塗ってもらいました(^^)きれいな空気を吸って 早く自己免疫力が高まればとおもいます!この件に関してはまた報告いたします。
身近な化学物質過敏症
ぴょん吉日記