久留米大学医学部 筑水会館での第14回日本臨床環境医学会での市民公開シンポジュウム「シックスクールの何が問題か?」に行ってきました。今、学校で何が起こっているのか?シックハウス・シックスクール・シックビル・化学物質過敏症などの第一人者である北里研究所病院の宮田先生をはじめとして、神奈川県のCS支援センター理事・シックハウス等の予防に理解のある佐賀市長・そして私が会員になっているシグナルキャッチの鹿児島さん・そしてコーディネーターは久留米大学医学部教授 それぞれの立場から事例発表や取り組み、そして海外で行われていることなど大変勉強になったのと同時に、今の現状に恐ろしくなりました。   その中で私が質問させていただいたのが「最近の子供による異常な事件は新建材などによってシックハウスが原因でキレやすい子供が事件を起こしているのではないか?と言うことと、認知症においてもシックハウス等が関係しているのではないかと思っているのですが?いかがでしょうか?」との質問に、 宮田先生からの回答は「因果関係は分からないが、カリフォルニアの少年刑務所の子供たちを調べた資料によると、血液中の鉛濃度が高いという結果がでたので(水銀・ヒ素も注意)今、鉛の摂取が無いようにしているとの事。そして認知症においても、今、分かっていることはパーキンソン病については有機リン酸系によるものだという回答をいただきました。(プラステック安定剤及び塗料に鉛が入っている)   また小中学校での化学物質の測定は進んでいるが幼稚園・保育園・乳児園での測定は進んでいない現状、そして何よりもある程度の年齢になれば自分がどこが具合悪いのか言えるのだけれど、空気汚染されやすい低い位置にいる子供たちは表現する事が出来なくていつの間にか侵されてしまう現状がある事、だから私達大人がもって気を付けてやらなければいけない。もっと書きたいことがありますがまたの機会に!(詳しい資料を必要の方は返信用封筒に80円切手を貼ってこころ工房まで送って頂ければこちらより郵送いたします・〒856-0813長崎県大村市西大村本町303-6 有限会社こころ工房 「シックスクール資料請求係り」まで   

No.1052 | 2005年7月3日 | ぴょん子